※Concorde MusicシリーズはMM型カートリッジにつき、ボディに装着されたStylus(針先ユニット)部分をユーザー様ご自身で交換することができます。また、本シリーズにはカートリッジ本体部分に互換性があり、Red・Blue・Bronze・Black・Black LVB 250各機種の本体部分は全て共通です。 Concorde Music Blueの特徴エントリーモデルのRedをアップグレードさせたモデルで、スタイラスチップには無垢ダイアモンドの針を採用しています。そのため振動系部分の実効質量が小さくなり、針先の動作能力が向上しています。更に接合針に存在していたスタイラス部分の介在物が無くなったことで音声信号の伝達速度が上がり、音溝から音声信号を精緻かつ正確にピックアップすることを可能としています。Redの音色に、更なるクリアさ・ワイドレンジ感を求める場合に最適です。 1、上位グレードに統一された、全機種共通の一体型ボディ精悍なマットブラックを纏ったConcorde Musicシリーズのボディは、最上位のBlackからエントリーモデルのRedに至るまで全て共通です。これはシリーズ各機種のスタイラス(交換針)が互換性を持ち、これを挿し換えることで容易にアップグレード可能であることを意味しています。そして本シリーズのボディ側先端にあるスタイラス装着部分には、意図的な着脱時以外には抜け止めとして機能するロック機構が設けられています。旧シリーズには存在しなかったこの画期的な機構は、単にロックとして機能するだけではなく、スタイラスが定位置に装着されたと認識できることも目標として開発されています。そのため、既に装着されているスタイラスを抜き取り、別のスタイラスを装着すると「パチッ」というクリック音を生じさせます。これにより、機構上とフィーリング双方でのスタイラスの確実な装着を実現しています。 さらに、旧Concordeシリーズでは一体成型となっており、折損時の修理が不可能であったフィンガー(指かけ)部分は、交換用の機構が新たに設けられたことで差し換え可能となりました。
そしてボディ内部にはオルトフォンが誇る独自のMM型用磁気回路が備えられ、4本のスプリット・ポールピン(Sprit Pole Pins)に巻かれたコイル巻線は全ての機種で銀メッキ高純度銅線を採用しています。これまで、オルトフォンのMM型カートリッジでは2M Black LVB 250などの上位モデルにのみこの線材が用いられてきましたが、Concorde Musicシリーズでは敢えてコスト面を無視し、Red・Blueも含めた全機種での採用に踏み切りました。
Concordeシリーズの流麗かつスマートなボディは、「accuracy in sound」というオルトフォンの理念をただ実直に、ありのままに具現化したものです。 2、完全新規開発された、Concorde Musicシリーズ専用ダンパーダンパーは、オルトフォンがカートリッジの生命線として極めて重視しているパーツです。いかにピックアップ能力に優れたスタイラスや、伝達速度に優れたカンチレバーを使用したモデルであっても、その振動系(スタイラスチップ、カンチレバー、コイルあるいはマグネットなどの可動部分)の支持と制動を司るのはダンパーです。オルトフォンは、自社カートリッジの全てのダンパーをデンマークの本社工場内に設けたダンパー専用ラボラトリーで開発・生産しています。